ID :
10011
公開日 :
2009年 1月 5日
タイトル
[ちょんな始め式で安全祈願 熊野速玉大社
.
新聞名
紀伊民報
.
元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=159771
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
和歌山県新宮市の熊野速玉大社で4日、新宮建築組合(倉谷敏信組合長)の仕事始め行事「ちょんな始め式」があった。組合員20人が参列し、作業の安全と業界の繁栄を祈願した。
鎌倉時代に宮大工棟りょうの小野家が始めた儀式で、明治時代に組合が引き継いだ。大社には、かぎ型の刃物「ちょんな」や墨つぼなど当時の大工道具が保管されている。
式は拝殿で営まれた。白装束にえぼし姿の楠本孝吉さん(74)、赤田隆英さん(48)、田端隆一さん(32)が、神前に置かれたヒノキの丸太(長さ4メートル、直径25センチ)を酒で清め、墨つぼで墨付けした後、「えい、え
い」と声を上げながら、ちょんなを丸太に打ち込んだ。