ID ：
9755
公開日 ：
2008年 12月 5日
タイトル
［プール設計会社提訴へ 野沢温泉村 賠償求め議会に提案
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20081205-OYT8T00713.htm
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元urltop:
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写真:
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野沢温泉村のレジャー施設で、温水プールの木製柱が腐食した問題で、村は５日、設計した東京都内の建築会社を相手取り、約４億１０００万円の損害賠償を求める訴訟を起こす議案を、同日開会した村議会
に提案した。河野幹男村長は取材に対し、「可決されれば年内にも提訴する」と述べた。
１９９３年開業の「野沢温泉アリーナ」にあった温水プールは、集成材の柱９本が使われていたが、今年４月に腐食が見つかった。専門家の鑑定で修理は不可能とされたため、村がプール棟を取り壊した。
村は、〈１〉寒冷地なのに断熱への配慮が足りず結露が生じた〈２〉通風が悪く結露した水が消えなかった〈３〉強制換気がなかった――など、構造的欠陥を招いた設計に原因があるとしている。
村は１０月、建築会社に通知書を送ってプールの残存価値や解体費用など賠償を求めたが、会社側が責任を認めないと回答したため、提訴に踏み切った。