ID :
9412
公開日 :
2008年 11月19日
タイトル
[住友林業、自社経営の山林面積を拡大
.
新聞名
日本経済新聞
.
元URL.
http://sumai.nikkei.co.jp/news/latestnews/index.cfm?i=2008111709927p2
.
元urltop:
.
写真:
.
住友林業は自社で保有・管理する山林の面積を広げる。2010年3月期までに最大20億円を山林買収に投じるほか、管理請負も増やし、面積を現在比25%増の5万ヘクタールにする。規模拡大による効率化
で森林事業の収益改善を目指す。国産材は輸入材に比べ3―4割高い場合があるとされるが、コストを低減し、需要拡大につなげる。
同社は自社の保有林で伐採した木材の大半を市場で売却し、一部を自社の戸建て住宅で使用している。伐採にかかる人件費などが高止まりしている半面、ロシア産など輸入木材に押され、市場価格が低迷。森林事業
の最終損益は長期に赤字が続いていた。これまでは山林を保護することで環境対策に取り組む企業姿勢をアピールするため、同事業を継続してきた。