ID :
8938
公開日 :
2008年 10月 2日
タイトル
[阪神大震災の1.5倍の地震でも損傷なし、建研などが3階建..
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q3/586638/
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元urltop:
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写真:
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建築研究所(建研)とカナダのブリティッシュ・コロンビア大学は9月25日、日本の3階建て軸組み木造住宅を試験体とした実大振動実験を実施した。公開実験では、阪神大震災の際に神戸海洋気象台が観測し
た地震波(JMA神戸波)を1.5倍に増幅して入力したが、試験体はほとんど損傷しなかった。3階建ての木造住宅が、巨大地震に耐えられることを示した。
この実験は、日加共同研究プロジェクト「軸組構造の信頼性設計法の開発」の一環として実施したもの。茨城県つくば市にある土木研究所の振動実験施設を用いた。試験体の水平耐力はカナダ産の柱材と、筋かいや構造
用面材の組み合わせで建築基準法の2.1倍まで高めた。壁倍率換算で住宅性能表示制度における最高等級(同1.5倍)を超える性能だ。