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木造建築のネツト記事
ID :  8883
公開日 :  2008年 9月26日
タイトル
[東京・丸の内で木造屋根を架ける、三菱一号館美術館
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q3/585952/
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元urltop:
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写真:
 
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三菱地所が千代田区丸の内2丁目で復元工事を進めている三菱一号館美術館の「小屋組み」と呼ぶ屋根の骨組みの工事が最盛期を迎えている。地下1階、地上3階建てでレンガ組積造の建物のレンガ積みを 7月11日に終え、小屋組みの工事に取り掛かった。5つの工区に分けた小屋組みの施工は、10月に完了する予定だ。設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店が担当している。
このプロジェクトでは、1894年に完成し、1968年に解体された三菱一号館をできる限り忠実に再現しようと試みている。そのため、屋根の小屋組みも当時の建物と同じ木造を採用した。防火地域に木造の屋根を設置す るので、小屋組み全体で耐火構造の大臣認定を取得して、建築基準法に適合させる。
小屋組みの下には、厚さ21mmの石こうボード3枚を敷いて防火区画を形成する。当初の建物が持つ階高の確保といった与条件によって、天井材と石こうボードとの間隔は狭くなった。この結果、防火区画を形成する石こ うボードの下に配管スペースを配置できず、小屋組み内に配管スペースを設けている。