ID :
8882
公開日 :
2008年 9月24日
タイトル
[岩城建築設計、古民家を再生・販売 高知産材で内装
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080924c6b2402624.html
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元urltop:
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写真:
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住宅建築やリフォームを手がける岩城建築設計事務所(高知県香南市、片岡正治社長)は古民家を土地付きで買い取ったうえで、梁(はり)などの古い建材を生かし、県産材でリフォームして販売する事業を
始めた。価格は1000万円程度に抑える。地元の一戸建て購入希望者のほか、関西など県外からの移住者の需要も見込んでいる。
古民家を所有者から直接買い取ったうえで、同社が再生する。天井を抜いて天井裏に隠れていた梁などの古い建材が見えるよう演出。和紙やしっくい、高知県産のスギ、ヒノキを使った和風の内装を施す。
屋根の内側に木材を張って天井裏だった部分に広い空間を作り出す場合は、屋根と木材の間に遮熱材を入れる。民家を解体処理せず再生することで廃材を減らし環境保全にも役立つという。片山社長は「古民家に使
われている木は200年、300年かけて強く堅くなる。リフォームで新築にないよさが出る」とみる。