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木材加工のジェイティーピープロセス(群馬県玉村町、倉林康夫社長)は住宅建材事業に参入する。独自開発した防燃性の高い準不燃木材「クリスタルナビ」を住宅施工業者や日曜大工(DIY)の愛好者向け
などに販売する。準不燃木材は公共施設や病院など防火基準の厳しい建物で採用が広がっている。防カビや防腐効果も売り物に、一般住宅などの需要を開拓する。
同社が開発したクリスタルナビは国産の杉とひのきを乾燥させた後、ケイ酸系の特殊溶液を加圧注入して製造する。国土交通省が定める準不燃試験で今年1月に認定を受けた。
加熱しても有毒ガスが発生せず、環境汚染の心配もない。価格は15ミリ厚のフローリング用の板で3.3平方メートル当たり3万円程度。一般的なフローリング板の約2倍に設定する。
JTPプロセスは火災が起きやすい食堂や居間に加え、木材が腐りやすい浴室や家の土台部分への採用を想定している。公共施設に加え、防災意識の高い住宅取得者などに製品の特徴をアピールしたい考えだ。++/di
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