ID ：
953
公開日 ：
2006年 5月 8日
タイトル
［院庄林業、集成材工場を新設・関西市場向け生産拠点に
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060508c6b0802a08.html
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元urltop:
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写真:
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製材大手の院庄林業（岡山県津山市、豆原直行社長）は集成材の生産を拡大する。10億円を投じて津山市の県営産業団地内に新工場を建設し、９月から稼働する。静岡市に設けている関東市場向けの清水
工場と合わせて東西二生産拠点体制を築き、全体の生産能力を40％近く増やす。地元での新工場建設により主に大阪など関西市場向けの販売を強化する。
津山市の県営「久米産業団地」内にある製材工場の隣接地で、４万5000平方メートルの用地をリースで手当てし新工場建設に着手した。生産能力は年間5万6000立方メートルとなる。９月から試験稼働を始め、来年から
本格稼働する予定。既存の清水工場の生産能力は年間14万5000立方メートルで、合わせて20万1000立方メートルになる。
新工場では、主にフィンランドから原板を輸入し、住宅の柱、梁（はり）、土台など構造用集成材を生産する。太陽光発電システムを導入することで電力消費量を大幅に削減する。
本格稼働する2007年からは新工場で年間40億円の売り上げを見込む。