ID :
8727
公開日 :
2008年 9月 5日
タイトル
[土佐堀川沿岸のビル壁面を緑化 安藤忠雄氏が計画
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080906/lcl0809060156000-n1.htm
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写真:
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大阪府の特別顧問を務める建築家の安藤忠雄氏が、府と協力して、大阪市の土佐堀川左岸に立ち並ぶ民間ビルの壁面にツタをはわせる緑化計画を立案していることが5日、わかった。花をつけるツタ状の
植物を植え、無機質なコンクリート壁に彩りを添えるという。
土佐堀川左岸は、護岸に沿ってビルが川に突き出すように林立。殺風景な景観を一変させようと、安藤氏が橋下徹知事と平松邦夫市長に壁面緑化を提案した。
安藤氏は「府や市に予算は求めず、民間主導で実現する」としており、今後、沿岸のビルの所有者らに協力を求める。橋下知事は「フランスの川辺のような景観になれば」と期待を寄せている。
また、橋下知事は、大阪の活性化策として掲げる御堂筋のイルミネーション化について、効果や府民ニーズを探るため、12月8日から来年2月末まで御堂筋の一部区間で実証実験を行うことも明らかにした。植えられ
たイチョウにLED(発光ダイオード)を取りつけ、夜の御堂筋を彩る。
実験を行うのは、御堂筋の淀屋橋~本町間のうち70メートル。同区間に植えられたイチョウ12本に、葉の色に似せた黄色いLEDを取りつけ、夜間点灯を実施する。また、風を感知するセンサーを取りつけ、揺らめくよ
うな光の演出も行う。
橋下知事は「これで世界に御堂筋を売り出すことができる」と話した。