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ID :  8459
公開日 :  2008年 8月 6日
タイトル
[飛騨産業の東京ショールームが神谷町にオープン
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q3/580950/
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元urltop:
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写真:
 
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木製家具メーカーの飛騨産業(岐阜県高山市)の東京ショールーム「飛騨の家具館東京」が8月1日、東京・虎ノ門にオープンした。新ショールームの展示面積は約150坪。「穂高」や「プロヴィンシャル」といっ たロングセラー品をはじめ、木の節を生かしたナチュラルな風合いが人気の「森のことば」、ウォルナット材で上質なくつろぎの空間を提案する新シリーズ「VIOLA」など、同社の製品を一堂に見ることができる。柳宗理 氏が約30年前にデザインし、今春から復刻販売を始めた「ヤナギチェア」も、入り口正面に展示してある。
高山といえば「飛騨の匠」で知られる。この言葉は現存する資料では、1300年前のものに初めて登場する。飛騨高山の大工たちは豪雪地帯で鍛えられた結果、優れた建築技術を有するようになった。それが都で高く評 価され、その昔、税を免じてまで大工を派遣させ、平城京・平安京の造営や神社仏閣の建立に彼らの技術を活用したという。
飛騨産業は、この地に脈々と伝わる匠の技術と精神、そして周囲の山々に密生するブナの原生林を生かして1920年に創業した。創業当時、職人たちはいすなど見たこともなかったが、木に対する豊富な知識と経験に よって、西洋家具をつくり出した。
そうした進取の気性は、現在販売されている家具にも流れている。例えば、「森のことば」は木の節をあえて残してデザインした家具だ。木には節があって当然だが、それまで家具業界では節のある木材を使うことはタ ブーとされ、その部分は捨てられていた。ところが、この商品のナチュラルな風合いはエンドユーザーの共感を呼び、発売後しばらくすると同社の主力商品になった。
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