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木造建築のネツト記事
ID #0 7749
公開日 :  #0 2008年 5月25日
タイトル
[真庭産木トレーラーハウス 全国アピール家具メーカー製作
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080524-OYT8T00761.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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木材のまち・真庭を全国にアピールしようと、2007年に真庭市産の木材をボディーに使った自動車を製作し、注目を浴びた同市下方、家具メーカー「佐田建美」=佐田時信社長(57)=が、今度は牽引(けん いん)用の木製トレーラーハウスを作った。車体に「MANIWA 真庭」と印刷したステッカー(縦28センチ、横50センチ)を張り、6月に全国建具展示会が開かれる北海道函館市に向け、約1600キロを旅する。
 同社は07年5月、地元産の木材を使って最高時速90キロの車を製作。スーパーカーのようなスタイルで、公道も走れるとあって新聞、テレビなどで全国に紹介された。
 しかし、県外からの取材で、「市名はどう読むんですか」「『しんてい』ってどこにあるの」などと聞かれ、佐田社長は本来の目的である市の名前が広まっていないと実感。展示会に出展する作品を検討し、「自動車は高 速で走ると振動などで運転者が疲れるため、遠出は難しい。遠くに行けて人目を引けるものを」と木製トレーラーハウスを発案した。
 07年秋から設計を開始。高速走行時の振動や空気抵抗、ねじれなどに対応するため、車体への加重や振動を分散させる「合わせ木」と呼ばれる組み方を駆使するなど、木工に携わって40年という経験を生かし、社員 と一緒に完成させた。屋根にはアルミ板、外壁には植物性塗料を施し、強い雨にも耐えられるようにした。
 長さ2・7メートル、幅1・6メートル、高さ1・7メートル、重さ700キロ。外壁は真庭産の杉、内部はモミを使い、本棚やテレビボード、テーブルを設置した。大人2人が寝泊まりできる。
 函館での展示会は6月13~15日。7日に佐田社長が会社の乗用車で牽引して中国自動車道から、名神、首都、東北などの高速道路、フェリーも使い、4日がかりで会場に向かう計画だ。
 50キロに1回程度、サービスエリアなどに立ち寄り、ドライバーや観光バスの乗客らに観光パンフレットを配るなどして「真庭」を売り込む。トラックに積んで運送する方が安上がりだが、佐田社長は「小さなことかも知れ ない。全国の人に真庭を知ってほしくて」と話している。
 トレーラーハウスは注文生産し、1台180万円から販売もする。問い合わせは同社(0867・52・7817)。