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公開日 : 
タイトル
[家具製作のホゾ加工機、低コストの新機種開発
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新聞名
岐阜新聞
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元URL.
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080423/200804230839_4608.shtml
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元urltop:
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写真:
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 飛騨木工連合会(高山市天満町)の会員企業でつくる「自主改善研究会」は、家具製作に不可欠なホゾ(木材を接合する突起)の加工技術を高めた「簡易NC(数値制御)式ホゾ取機」を開発した。22日には、 同市山田町の県生活技術研究所で、家具メーカーを招いた実演を行った。
 現在、各メーカーが導入している加工機は外国製の楕円(だえん)ホゾ取機が主流。導入コストは数千万円と高く、メンテナンスが困難などの問題があり、同研究会は半年前から、地元の工作機械メーカー「共栄製作所」 と共同で、より使い勝手のよい新機種の開発を手掛けてきた。
 簡易NC式ホゾ取機は、液晶タッチパネルですべての操作を制御。ホゾの寸法を設定する「段取り」の作業時間を、これまでの30分から数秒に短縮。角型ホゾの同時加工も可能で、汎用部品を組んで設計したことで、 導入コストを従来の5分の1に抑えた。
 5月から同研究会会長に就任する折敷地敦さん(36)は「家具生産の効率が飛躍的に向上する。飛騨の木工業界に活気を呼び戻す足掛かりになれば」と話した。