ID :
7131
公開日 :
2008年 4月10日
タイトル
[山形工房」の統一名称で出展
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/news/200804/10/kj_2008041000145.php
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写真:
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イタリアで16日開幕する「ミラノ・サローネ国際家具見本市」に初出展する山形カロッツェリア推進機構(奥山清行代表社員)は10日、展示内容を公表した。折り紙のような曲線を持たせたいす「ORIZURU(オ
リヅル)」など新作を含めた18品目で、「山形工房」の統一名称で展示する。本県地場産業の技術とモダンデザインが融合した製品が、世界最大規模の見本市でどんな評価を受けるかが注目される。
出展企業は天童木工、多田木工製作所、山本製作所(以上天童市)、菊地保寿堂(山形市)、オリエンタルカーペット(山辺町)。いすのほか、コートハンガーや積み上げ式の棚、ペレットストーブ、鋳物製ティーポット、稲穂
を写実的に表現した緞通(だんつう)などを出品する。いずれも山形市出身の世界的工業デザイナーの奥山氏とともに開発した。
ミラノ・サローネにはイタリア国内の企業を中心に約1300社が出展する。とりわけジャーナリストの注目度が高く、21日までの期間中の来場者は約27万人と予想されている。
同推進機構は山形カロッツェリア研究会を母体に設立された合同会社。今回の出展は、海外で高い評価を得て日本市場での販売拡大も狙う「黒船効果」を高める目的だ。既に山形カロッツェリアプロジェクトとしては、
フランス・パリのインテリア国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に3回出展している。