ID :
7013
公開日 :
2008年 4月 3日
タイトル
[特典満載で定住促進へ 宮城・川崎町が宅地分譲
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080403t11051.htm
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写真:
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宮城県川崎町は定住促進策として、各種特典付きの宅地の分譲を5月に始める。町内の建築業者が施工し、町産木材を利用した際には最高で100万円を補助するほか、近くにある町管理の家庭菜園を5年
間無料で借りられるのがセールスポイント。
宅地は田んぼと里山に囲まれた支倉清水向地区の10区画で、圃場整備事業の余剰地を活用した。1区画310―380平方メートルで、坪単価は約3万5000円。約1200平方メートルの公園も整備されている。町の総
事業費は約3800万円。
地元建設業の雇用確保と林業振興を図るため、町内業者が住宅建築を請け負う場合に最大60万円、町産木材を一定量使用した場合には最大40万円を補助。約1キロ離れた町すずらん農園の1区画(60平方メートル
)を5年を限度に無料貸与するほか、合併処理浄化槽の設置にも補助金が出る。
子育て家族や団塊世代をターゲットに据える町は「恵まれた自然環境に加え、仙台まで車で40分と地の利もいい」と好条件をPRしている。
対象は住宅を建築して5年以上の定住を希望し、市町村民税の滞納がない町内外の個人。連絡先は町産業振興課0224(84)2111。