ID :
6595
公開日 :
2008年 3月 5日
タイトル
[「木の城たいせつ」破たん 負債68億法改正などで着工減
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20080306-OYT8T00010.htm
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元urltop:
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写真:
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注文住宅などを手がけていた住宅販売の「木の城たいせつ」(北海道栗山町)が5日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが分かった。今後、破産手続きに入る。東京商工リサーチ北海道支社
によると、負債総額は68億円。
同社は、木の城たいせつグループの中核会社として2001年に設立され、住宅販売を手がけていた。同グループは1960年に創業。高断熱など高い機能性を持つ「木の城たいせつ」ブランドの住宅で業績を伸ばし、積
極的な広告活動も展開して、道内のハウスメーカーでトップクラスの実績と知名度を誇ってきた。
ピーク時には年間900棟を施工。しかし、個人消費の低迷や07年6月の建築基準法改正などの影響を受け業績が落ち込み、08年5月期には300棟に届かないことが確実になっていた。07年5月期決算では売上高
が約94億円にとどまり、資金繰りが悪化していた。