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木造建築のネツト記事
ID :  6490
公開日 :  2008年 2月27日
タイトル
[登録文化財申請へ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080227-OYT8T00026.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 名主の格式を今に伝え、土浦藩の接待所としても利用された土浦市小山崎の大規模民家「岩瀬家住宅」の第16代当主、岩瀬惇一さん(73)が、3月にも国の登録有形文化財(建造物)に申請することを決め た。
 主屋の建坪は約370平方メートル。火事で焼失した3年後の1858年(江戸後期の安政5年)に建てられたという。外観はかやぶき屋根を銅板で覆っている。敷地面積は1万3000平方メートル。主屋を始めとして、往時 の面影を残す門、文庫蔵、みそ蔵、米蔵など計8棟のほか、屋敷林や竹林がある。
 敷地内には、市指定天然記念物の第1号となった「岩瀬家のシイ」の巨木のほか、トチノキ、ナギなど市指定名木の古木3本がある。5年前から文化財としての価値について調査していた専門家は「江戸後期のものとし ては県南では貴重な最大規模の住宅遺構。藩の接客空間としても上等にしつらえられている」と話している。東京都内の自宅と敷地内の隠居所を行き来しながら管理している元銀行員の惇一さんは「後世に広く継承して いくため、関係者の協力を得て申請することを決めた。市の支援で生涯学習の場などとして活用してもらえれば」と話している。
 土浦市内の国登録有形文化財(建造物)は、2001年8月に登録された江戸末期の武家住宅「一色家住宅主屋」(西真鍋)がある。