ID :
6360
公開日 :
2008年 2月15日
タイトル
[新築住宅取得者に奨励金 浜田市が産業活性化策
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/sumai/modules/news/article.php?storyid=500338045
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元urltop:
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写真:
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浜田市は、低迷する地場産業の活性化に向け、2008年度、住宅に着目した経済対策に乗り出す。新築住宅の取得者に対し、固定資産税の一部を奨励金として3年間交付。さらに石州瓦や薫煙木材を利用し
た住宅の新改築を、助成する。3月定例市議会に関連の予算案などを提出する。
奨励金は、今年1月2日から2011年1月1日までの3年間に、住宅を建築するか、建売住宅やマンションを取得した人に交付。事業所と併用の場合は、住居部分のみが対象となる。
08年度から申請を受け付け、交付は09年度以降。固定資産税の納税額に応じて、5万円を限度に、3年間交付する。新築住宅の固定資産税は一定期間、2分の1になる国の軽減措置があるが、市独自の支援で後押し
する。
石州瓦の利用住宅に対する補助金は、これまで新築住宅に限定していた要件を改築にも拡大。石州瓦を使い、かつ同市内で処理された薫煙木材を柱材に利用した場合も、新たに助成する。柱1本につき1000円程度
、10万円を限度額にしている。
市内の住宅着工数は、今秋オープンする「島根あさひ社会復帰促進センター」の関連官舎、住宅の届け出があったものの、景気低迷などの影響で近年、減少傾向が続く。同市は住宅建築や、石州瓦、県産材の利用を促
進することで、関連産業を核に経済活性化を目指す。