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木造建築のネツト記事
ID :  6058
公開日 :  2008年 1月22日
タイトル
[梁ごとにプレハブ化!三井住友建設が鉄筋コンク
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20080122nt05.htm
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元urltop:
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写真:
 
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リフォームなどの際に、キッチンなどの住宅設備をインターネットで購入する人が増えている。
 ただし、取り付け工事を伴うものは、専門的な知識を必要とすることもある。「取り付けようとしたらサイズが合わなかった」などのトラブルもあるので注意したい。
仕様確認、取り付け工事…煩雑さも  都内に住む大藤(おおとう)晴之さん(43)は、昨年6月に中古住宅を購入し、全面的に内部のリフォームをした。内装工事はリフォーム会社に依頼したが、キッチンなどの住宅設備はインターネットで購入した。システ ムキッチン、トイレ2台、洗面化粧台、シャワー、給湯器、照明機器などを購入し、計200万円だった。
 「取り付けも含めたリフォーム工事全体の精算は終わっていませんが、インターネットで購入したことで設備の費用は100万円程度節約できた」という。
 大藤さんはインターネットで注文する前に、メーカーのショールームにも10回以上足を運んだ。「かなり手間暇かかりましたが、その分、自分たちで作ったという感じがして、愛着がわきます」と大藤さんは話す。
 住宅設備は、メーカーから代理店などを通して施工会社に販売されるもので、施主を対象にした小売りはほとんど行われていなかった。しかし、インターネットの普及で、建築会社などが、住宅設備を通信販売するよう になっている。
 「ネット販売は、流通の中間マージンや販売コストがかからないので、商品の価格を抑えることができます。このため、施主が自分で住宅設備を購入する『施主支給』が、この5年ほどで急速に広まっています」。インター ネットで住宅設備を販売している建築会社リブウェル(東京)の大谷正浩さんはいう。
 こうした流れの中で、ネットで直接販売するメーカーも出てきた。トステム(東京)は昨年4月から、キッチンや洗面台、網戸など自社製品のネット直販を開始した。製品は定価の1~4割引きで、取り付け工事も自社で行 っている。
 急速に広まっている住宅設備のインターネット販売だが、デメリットもある。取り付け工事と商品を別々の会社に頼む場合、商品の仕様の確認や保管などの煩雑な仕事を、自分でしなければならない。
 「リフォーム会社や工務店には、施主が自分で設備を用意することを説明し、事前に了解を得るようにしましょう。了解なしにやるのは取り付け時のトラブルのもとです」と大谷さんは話す。
 取り付け工事といってもキッチンなどはその場に据え付けるだけでなく、ガスや水道の配管などもある。工事会社が行う工事の範囲や、取り付け後に不具合が生じた場合の責任の所在も確認しておく必要がある。商品 はできるだけ実物を見て決めるのがいい。
 OZONE情報バンク(東京)で家造りの相談を受けている一級建築士、田頭啓子さんは「工事を伴う住宅設備の発注はプロでも難しいもの。届いた商品のサイズが合わず、しかも返品できないなどのトラブルもあります 。必ず建築の専門家からのアドバイスを受けて」と注意を促す。
 「ネット販売で安くなっても工事を別途依頼するので、結果としてそれほど価格面で利点がない場合もあります。施主の負担を理解した上で検討してください」とアドバイスする。