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木造建築のネツト記事
ID :  633
公開日 :  2006年 3月27日
タイトル
[松林再生へ住民パワー 松くい虫被害木を伐採
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/060327/20060327004.html
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元urltop:
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写真:
 
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被害木を伐採する住民=26日、北栄町東園  松枯れの感染源となっている松くい虫被害木を住民の手で駆除する取り組みが北栄町で行われている。二十六日には、同町東園自治会(中井敏浩会長)が、枯れた黒松の伐採作業に汗を流した。地域住民が率先して 行政の区域外にある枯れ松を駆除するのは、県内では初めてで、松林再生に向けて成果が期待されている。
 同町内の海岸松林は、内陸の農地や道路、住宅などを潮風や飛砂などから守ってきた。近年は松くい虫被害が広がり、行政が駆除作業を進めている。しかし、行政の区域外にある被害木の対応が課題となっており、同 町では地域ぐるみの駆除を呼びかけ、二〇〇四年度から集落単位で被害木の処理に取り組んでいる。
 今年は東園のほか、松神、西園、下神の四地区で実施。東園での作業には住民約九十人が参加し、東園神社境内と海岸部などの枯れ松約百本を伐採していき、松くい虫被害にかかりにくい抵抗性黒松を植えていった。
 中井会長は「行政と協力し、自分たちの手でできることはやり、地域の松を守っていきたい」と意気込みを語り、作業を見守った県林業振興課の中村徳和主任林業改良指導員は「被害木の駆除は、行政だけでは無理が ある。北栄町での取り組みが県全体に広がれば」と話していた。
 同町は、住民による駆除作業を海岸部の集落全体に広げる予定でいる。