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ID :  624
公開日 :  2006年 3月25日
タイトル
[県文化財に6件答申 旧御料局妻籠出張所庁舎など
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060325/lcl_____ngn_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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 県文化財保護審議会は、南木曽町の旧御料局名古屋支庁妻籠出張所庁舎など6件を県の文化財に指定するよう県教育委員会に答申した。内訳は県宝4件、史跡と天然記念物が各1件。4月11日の県教委 定例会で正式決定する。   妻籠出張所庁舎は、木曽郡の山林を皇室財産として管理していた御料局が1899(明治32)年、旧妻籠宿本陣跡に建設。民間への売却後に保存困難に陥ったところ、寄贈を受けた町が建設当初の姿に復元した。
 当時の山間地としては珍しい本格的な欧風建築で、正面玄関の棟飾りや上げ下げ窓などが特徴的。旧御料局の地方庁舎はほとんど現存しておらず「全国的にみても貴重」として県宝に指定するよう答申した。
 同じく県宝への指定が答申された上松町の「絹本著色(けんぽんちゃくしょく)聖徳太子和朝先徳連坐影像」は、浄土真宗関連の絵図。鎌倉時代末期から南北朝の作で、南信濃の信仰史を考える上で重要とされた。
 泰阜村の大クワは、県天然記念物への指定を答申。推定樹齢は600年、幹回りは3メートルに達し、名木にふさわしい老樹と認められた。
 このほかに答申された文化財は次の通り。
 【県宝】旧前島家住宅主屋(長野市)下茂内遺跡出土品(佐久市)  【史跡】武水別神社神主松田家館跡(千曲市)