ID :
5746
公開日 :
2007年 12月13日
タイトル
[韓国伝統建築を彩る巨木たち
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071211/18395
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写真:
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今回の日韓市民記者交流会では、世界文化遺産の伝燈寺(チョンドンサ)、昌徳宮(チャンドックン)などの伝統建築に触れることができたが、長い歴史を、私は木々を通して感じることができた。
私は自然体験活動などを行っていることもあり、よく、木に目が向く。今回、いたるところで立派な巨木を目にし、思わず足を止めずにはいられなかった。
伝燈寺でみつけた木(撮影:原田耕一)
写真の2つの木は、伝燈寺、昌徳宮、それぞれの場所で見つけた大木である。両腕でしっかりと抱きかかえたくなるほどの胴まわり、しっかりと生えたコケ、そして翼のごとく左右に広がる枝、それぞれ歩んできた歴史を
私に語りかけているようだ。そして、それら大木たちの足元にはじゅうたんを敷いたかのような枯れ葉たち。
晩秋の枯れ葉のじゅうたんに迎えられ、世界文化遺産と、そこに息づく森を訪れることができ、大きな力をもらった。そして、同時に、自分の身近にある巨木たちにもあらためて目を向けてみたいと思った。
世界文化遺産を見守りながら、非常に奥深い時間をすごしてきた木々たちは、まさに韓国伝統建築を彩ってきたと言えるだろう。