ID :
5731
公開日 :
2007年 12月12日
タイトル
[木造住宅の耐震診断を業界が助成/鹿県建築協
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8127
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元urltop:
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写真:
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鹿児島県内の建築業者約225社でつくる県建築協会(鹿児島市)は12月から、木造住宅の耐震診断費用の一部を補助する事業を始めた。協会によると、行政以外が耐震診断に助成するのは全国初。2007
年度にまず30棟を実施予定で、25日まで希望者を募集している。
同協会によると、全国では県や市町村が助成制度を導入しているところもあるが、鹿児島県内では今のところ例がないという。協会の耐震改修促進小委員会は「県内では診断そのものがあまり知られていない。安全な
家に住んでもらうために、自治体の制度導入の機運も高められれば」と期待している。
助成の対象となるのは、耐震基準が強化された1981年5月より前に建てられた2階建て以下の木造住宅。プレハブなど一部工法は対象外。
県の耐震技術講習会と協会の講習会を修了した会員が診断に当たる。結果を同委員会があらためて評価し、依頼者に報告する。耐震性能が低かった場合、どんな補強をすれば基準を満たすかも提案する。
助成額は1棟当たり2万5000円。依頼者の自己負担額は延べ床面積150平方メートルまでが1万2500円で、10平方メートル増すごとに3000円増。希望者多数の場合は抽選。申し込みは同協会=099(224)5220
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