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ID :  5437
公開日 :  2007年 11月20日
タイトル
[地元木材使った家「いいね」 見学バスツアー、滋賀
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大生が企画
新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112000049&genre=J1&area=S10
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元urltop:
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写真:
 
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 林業の活性化を図ろうと、地元の木で建てられたこだわりの住宅を見学して回る林業家を対象にしたバスツアーを、滋賀大生が企画した。学生は「自分の切った木がどう使われているのかを知ることで、林 業家の人たちにやる気を感じてもらえたら」と期待している。  企画したのは同大学教育学部3年の古島恵実さん(20)=大津市石山寺。幼いころから大工仕事に興味があったという古島さんは今年7月から「地産地消」の家造りに取り組むグループ「安曇川流域・森と家づくりの会」(宮 村太代表、高島市)に参加。地元産木材を使った家の住民や林業関係者に聞き取りなどを続けてきた。  国内林業は安い外国産の木材に押されがちで苦戦が続く。一方で、同会によると、最近は地元の木を使って家を建てたいという消費者も増えているという。古島さんは実際に建てられた家を見てもらうことで、生産者側 の意欲を高めてもらおうとツアーを企画した。  1回目のツアーは17日にあり、参加者3人が同会のメンバーとともに高島市や大津市の住宅を訪ね、内外装で木をふんだんに用いたり、木の曲がりまでもうまくデザインに取り入れたりした様子を見学した。また、多くの 国産材を扱う製材所にも足を運んだ。  参加者からは「地元の木も捨てたものじゃない」「とても印象的だった」といった感想が寄せられた。古島さんは「参加者は少なかったが、すごく喜んでもらえた。次の動きにつながれば」と手応えを感じている。24日にも 同じツアーを予定している。