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ID :  5420
公開日 :  2007年 11月19日
タイトル
[住友林業、認証材の流通から住宅建築に至るまでの全工程でCoC認証取得
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/eco07q4/552170/
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元urltop:
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写真:
 
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住友林業は、10月1日付けで、「緑の循環」認証会議(SGEC:Sustainable Green Ecosystem Council)による森林認証材の分別表示システムの認証(CoC認証)を、使用する認証材の流通から住宅建築に至るまでの全工程で取得したと発表した。
住友林業は昨年9月、豊かな自然環境と持続可能な森林経営・木材生産が両立していることを証明する「SGEC森林認証」を、同社が国内に保有する4つの社有林(北海道・紋別、和歌山・小川、四国・新居浜、九州・日向) 全域・約4万haで取得していた。このほど、認証材の加工・流通から住宅建築に至る過程でも、認証森林からの林産物として、非認証材等と混じることなく適正に分別・表示管理されていることが証明され、認証取得に至っ たという。森林認証と、CoC認証(加工・流通過程の管理の認証:Chain of Custody)の両面での認証取得は大手住宅メーカーでは初めて。
この認証取得により、柱・土台などの対象製品に、持続可能な森林からの調達木材であることを示す「SGECマーク」を表示したり、建築した顧客に対して、環境に配慮した木材を使用して建築した住宅であることを証明 する「SGEC森林認証材・使用証明書」を発行したりできるようになる。
住友林業は今年6月、「木材調達理念・方針」を公表した。今回のCoC認証取得は、その行動原則・行動計画に則った成果の1つ。今後は、「DNAによる木材製品の識別技術」なども活かしながら、国産材、認証材の利用を 推進する考え