ID :
5365
公開日 :
2007年 11月12日
タイトル
[他社より1000万円以上の高値で何故売れる?
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新聞名
データ・マックス
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元URL.
http://www.data-max.co.jp/2007/11/1000_3.html
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元urltop:
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写真:
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日本の豊かな自然を育んできた「里山」を手本に地域風土に適した日本の原種や自生種、在来種の樹木を植える「5本の樹」計画。
「3本は鳥のために、2本は蝶のために日本の在来樹種を」のスローガンの下に、自然環境を再生する試みで、その主旨に賛同していただけた施主様の造園・外構に活かしていっている。すでに平成17年度で71万本の
植樹を達成している。
今回の「まちなみ参観日」は分譲住宅の造園・外構にこの「5本の樹」を中心にして植樹している街並みを見てもらいながら、当日のオープンハウスで積水ハウスの家での家庭団欒等のライフスタイルを体験してもらう
との試みだ。
最も判りやすいのは、PS三菱が開発した『志摩トレディアニュータウン 薫る坂(福岡県糸島郡志摩町大字諸吉字大石167-55他)』の分譲住宅地の街並みであろう。
すでに45区画中43区画を販売済みで、今回のフェアでは残る2棟のみとなってしまった。
他の区画では1棟当り1,000万円~1,500万円近く安い価格で『トータテ・グループ(本社:広島市)』が分譲しているが、積水ハウスとの顧客層の棲み分けが出来上がっている。
そこで両社の販売ブロックを比較してみると外構(植栽を含む)の差がはっきりとしていることである。
積水ハウスのブロック(街区)は「5本の樹」で統一した外構で街並みが出来あがっており、それだけでも落ち着きのある雰囲気をかもしだしているのである。
これらの植栽がどのように経年変化を遂げていくのかを想像するだけでも楽しい。
さらに面白い試みは、同社が運用を開始したサイト『5本の樹・野鳥ケータイ図鑑』である。
『5本の樹』計画に賛同してもらった顧客の自宅の樹木に、バーコードを記したカードを利用してサイトにアクセスすると、その樹木の解説や手入れ方法の情報を入手できる上に、飛来してきた鳥や蝶の写真・解説書を
閲覧しながら、鳥のさえずりまで再生して楽しめるのだ。
この里山計画は、現在進行中の『大阪・梅田北ブロック再開発プロジェクト』でも活かされている。