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木造建築のネツト記事
ID :  5132
公開日 :  2007年 10月27日
タイトル
[受け継がれる職人技 「大工さんの学校」活気
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/071026/20071026003.html
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元urltop:
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写真:
 
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約半世紀にわたり在来工法による建築大工の養成に力を入れている鳥取県八頭郡建築高等職業訓練校(八頭町宮谷、坂本一志校長)。働きながら職人の技を身に付けようと学ぶ若者たちで活気づいている 。機械で行うプレカット加工に比べ時間と労力を要するが、生徒たちは「木材は温かみがある。だんだんと出来上がっていく過程が楽しい」とプロ意欲を燃やしている。
在来工法による建築技術の指導を受ける生徒たち=鳥取県八頭郡建築高等職業訓練校  同訓練校は八頭郡建築連合会が運営する「大工さんの学校」。一九五四年、建築大工を目指す人を対象に開校され、建築技能者としての能力の養成に力を入れている。これまでに約四百人が卒業し、第一線で活躍中。
現在は一年生から三年生まで二十代の男性九人が、座学や実習に取り組んでいる。
 訓練は毎週水曜日。生徒は現場で働きながら三年間、プロ級の講師陣の下で道具の使い方や製図、測量、木組み合わせ、工作実習などに取り組む。また、普通学科として国語、社会、数学などの学習も行われ、社会人 としての資質の向上も目指す。訓練修了時の技能照査に合格すると、技能士補の資格が得られ、国家検定二級技能士の受験で学科試験が免除。各種の資格や免許を取得する際に特典がある。
 地味な分野だが、機械ではできない職人の技を求める要望は強い。木の組み合わせ工に取り組む生徒は「現場では学べないことが多く学ぶことができた。在来工法には鉄骨やプレカットにはない面白さがある。技術を 身に付けて、自分で家を建てたい」と夢を膨らませている。
 講師陣は「木造の良さと在来工法を伝えるとともに、技能者の養成に尽くしている。みんなが大工を目指してほしい」と活躍を見守っている。