ID :
4820
公開日 :
2007年 9月27日
タイトル
[諏訪二葉高の古材活用し記念品 100周年式典でサンプル展示
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8472
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写真:
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創立100周年を迎えた諏訪二葉高校(諏訪市)の記念式典(10月13日)を前に、1933年の建築で2000年に取り壊された旧校舎の階段や床板などの古材を再生した記念品が次々誕生している。
同校創立100周年記念事業実行委員会の古材再生事業で、「学校に必要」(実行委)な演壇や記念額を製作後、「同窓生の手元に残る記念品を」と残った古材を利用。階段だったケヤキ板は、同校の花台の縮小版や衝
立、生徒たちが磨き上げた床板のサクラ板は表面の光沢を生かした額などに姿を変えている。
製作する社寺建築小平の小平牧勇代表(53)=茅野市湖東=によると、ケヤキもサクラも堅くねじれやすい木だが、古材は「目が細かく、真っ直ぐで、めったにないいい材」。
式典当日には小体育館にサンプルを展示し、「思い出深いものを手元に置いてもらい母校への思いも強くしてほしい」(笠井嘉代子実行委員長)と、同窓生の予約注文を受け付ける。