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木造建築のネツト記事
ID :  4794
公開日 :  2007年 9月24日
タイトル
[盛況だった「2007飛騨・高山暮らしと家具の祭典」
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新聞名
家具新聞社
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元URL.
http://www.kagu-news.com/0709/070925-hida.html
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元urltop:
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写真:
 
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毎年9月に飛騨・高山で開催する恒例のビッグイベント「2007暮らしと家具の祭典」<(協)飛騨木工連合会主催>が9月5日(水)から9日(日)の5日間、飛騨・世界生活文化センターをメイン会場に参加企業 各社ショールーム及び飛騨の里などをサブ会場として盛大に開催された。折からの台風接近にも係わらず全国から多数のバイヤー、マーチャンダイザーをはじめインテリアコーディネーター、インテリアプランナー・デ コレーター、建築・設計事務所、ハウジング・住設・工務店関係者など多彩なジャンルのプロユーザーが来場、メイン会場及び各社シールームを巡り会期5日間を通して活発な商談が行われた。
「飛騨・高山暮らしと家具の祭典」は家具の産地展であると同時に奈良・平安時代から伝承されている飛騨・高山特有の伝統文化、伝統技術を現代に伝えることを目的として「住まい」、「木工」、「大工」、「左官」等々重要 文化財を含めた遺物、文献・資料を一般に公開展示する文化イベントとしても知られ、家具・インテリア業界関係者だけでなく一般の社会人や主婦、OL、学生などさまざまな分野の愛好家が足を運ぶカルチャーイベント として定着している。
その一端としてメイン今回は「“飛騨の家具”と“飛騨の建築”匠の共演」とのタイトルを掲げたイベントブース「HIDA DESIGN STAGE」をメイン会場の飛騨・世界生活文化センター内に設け、家具と建築双方の“匠の技”を表現した。釘や鎹(かすがい)等を一切使わずもっぱら「木」と「縄」によって建てた伝統建築技法による一軒の「家」が会場内 実現した。
会場中央に建設されたこの「町家建築」は、高山建築組合の工匠が飛騨に伝わる伝統建築技術を結集したもので、古(いにしえ)の人々が住まいであり店舗でもあった家という建造物に注いだ生活のための知恵や工夫は 現代の暮らしに通じるものが多く来場者に感銘を与えるものとなった。
「町家建築ブース」の内部は(協)飛騨木工連合会メンバーの家具メーカーによる飛騨の家具を使ったリビングルーム、ダイニングルーム、ベッドルーム、キッズルームなど部屋ごとに現代の設えを演出、「匠の郷」として の“飛騨の家”と“飛騨の家具”の鮮やかなコーディネーション展示が好評で来場者の間で高い評価を得た。