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木造建築のネツト記事
ID :  4484
公開日 :  2007年 8月19日
タイトル
[能登の廃材 加賀で再生 地震被災 野々市で内装に利用
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20070819/CK2007081902042260.html
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元urltop:
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写真:
 
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 野々市町三納に、能登半島地震で損傷した古い民家の木材を再利用したハンバーグ専門店「ジューシーバーグ」がオープンした。天井の照明器具、レジのカウンターなどの内装に利用して落ち着いた雰囲 気に。能登で役割を終えた廃材が加賀地方でよみがえった。
 同店代表の生駒法子さんが、東京でフードコーディネーターの勉強をし、今年四月から同町で出店を準備し、七月十四日に開店した。
 「以前から古材の持つ風合いに魅力を感じていた」という生駒さん。当初から内装に古材を使うことも考えていた。そこに、出店準備にかかわっていた古材を扱う会社「角永商店もく遊りん」(白山市)から「いい木材があ る」との提案があった。
 同社は、能登半島地震で壊れた七尾市の築六十年を超える民家から梁(はり)や柱を取り、店のレジのカウンター、照明器具、洗面台に作り替えた。
 「何十年という年月をかけ味わいが出たせっかくの古材。無駄にしたくなかった」と生駒さん。レジカウンターはごつごつとした太い木でつくった。くぎを抜いた跡や消えかかった文字、無数の傷などが焦げ茶色や黒色の 木肌に見え、歴史を感じさせる。
 客から「自分の家でも使ってみたい」などの反応もあるといい、生駒さんは「開店したばかりの真新しい店内で、アクセントにもなり良かった」と話している。連絡先は同店=電話076(246)1489=へ。