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ID 169
登録日   2006年 1月25日
タイトル
川底から木株 広島地裁実地検証
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601260011.html
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元urltop:
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写真:
 
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三年前の三原市内での河川しゅんせつ工事をめぐり、施工業者が「木の株などを川底に埋めている」とうそを流布されたとして、地元漁協の幹部らに千三百八十六万円の支払いを求めた損害賠償訴訟で、広 島地裁尾道支部は二十五日、実地検証を行った。川底を掘り返した結果、二十個以上の木の株やくいが見つかった。業者側は「自然堆積(たいせき)物で埋めたものではない」と反論している。(影戸豊)  訴訟は二〇〇四年四月、施工した同市内の土木建設業者が、本郷沼田川漁協と副組合長(57)を相手取り提起した。
 訴状などによると、業者は〇二年十二月、沼田川支流の梨和川に架かる松江橋付近で、堆積土砂を取り除く工事を広島県から受注。約三カ月かけて施工した。その後、現場の近くに住む副組合長が「業者が現地で切っ た竹や木の株を埋めているのを見た」と県に訴え出た。これに対し業者側は「事実無根だ」として提訴していた。
 裁判所による検証には双方関係者が立ち会った。副組合長の証言を基に、松江橋の上流十―四十三メートルと、下流三十―七十メートルの計約千平方メートルを、パワーショベル二台で深さ一・五メートルまで掘った。
橋の上流部分から、長さ約百二十センチ前後の木の株三個と、くいなど約二十個が見つかった。
 一方、副組合長が「竹が埋まっているはず」とした下流部分からは、竹は見つからなかった。
 副組合長側の代理人弁護士は「木は明らかにまとまって投棄されており、当方の主張を裏付ける結果だ」と話した。
 一方、業者側代理人の弁護士は「木の株は、自然に堆積したもので、工事とは無関係。下流部分では被告の主張の間違いが証明された」との見解を示し、引き続き争う姿勢をみせた。
【写真説明】川底から掘り出された木の株な
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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