ID 2279
登録日
2006年 12月13日
タイトル
赤き万両の実
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新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.janjan.jp/living/0612/0612116291/1.php
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元urltop:
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写真:
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師走に入りはや中旬近くになる。天気がよく暖かいので庭の手入れをしていたら、万両に赤い実が既についていた。すでに一部の実は鳥に食べられて柄だけが残っている。
元々この木は鳥が実を運んできたもので、自分が植栽したものではない。この木の他に5~8本くらいは、そうした経緯で生えている。何処かで鳥が万両を啄ばみ、我が家で糞をしたものが、発芽して1mにもなっている
のだ。
2~3年まえから実をつけだしていたように思うが確かなことは分らない。この木は半日陰を好むようで、日向にはあまり見受けないで木の根元などにある。
7月ごろ小枝の先に花をつけて後に実となる。これと似ている植物に、千両というものもある。こちらは茎の先に花をつけ実となる。見分け方は上に実があるのが千両で、葉の下にあるのが万両のようだ。
万両(マンリョウ:Ardisia crenata) ヤブコウジ科(Myrsinaceae)
千両(センリョウ:Sarcandra glabra) センリョウ科(Chloranthaceae)
以上、同じ様に見えるが科が違っている。そしてマンリョウは鳥が運んでも発芽するが、センリョウは鳥の腹をとおしても発芽しないと、友人に聞いた。センリョウの実が熟したら水洗いして、果肉をよく取るのが発芽
させるこつだと言う。試そうとしたら、センリョウは既に枯れていた。鉢のままにしていたのがよくないのだと思う。地植えすれば多分枯れないだろうと思うが、場所の問題がある。センリョウの画像はありませんがご勘弁
の程を。
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