ID 2203
登録日
2006年 12月 3日
タイトル
古老柿づくりピーク 宇治田原の農家
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006120200043&genre=K1&area=K20
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元urltop:
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写真:
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京都府宇治田原町で、特産の干し柿「古老(ころ)柿」づくりが、最盛期を迎えている。町内各所に建った「柿屋」と呼ばれる丸太小屋には、皮をむいた柿がびっしりと並べられ、今月中旬の出荷に向け農家が柿
の皮むきなどの作業に追われている。
古老柿は、鶴の子柿という品種の渋柿を使った干し柿で、年末年始の贈答品などとして人気が高い。同町には古老柿の生産農家が31戸あり、年間の生産量は約20トンに上る。
同町南の農業今西克巳さん(59)方では、高さ約8メートルの五段組みの柿屋に、皮をむいた約1トンの鶴の子柿がところ狭しと並ぶ。今西さんによると「今年の柿は甘味がとても強い。質のよい古老柿ができそうだ」とい
う。
古老柿は、2週間ほど柿屋で乾燥させてからむしろに下ろし、天日干しして専用の機械で柿をもむ作業を繰り返し、白い粉を吹かせ仕上げる。今月13日の「事始め」に合わせて出荷する
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