ID 2199
登録日
2006年 12月 2日
タイトル
堂々と紅葉、フウの巨木
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006120201000075.html
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元urltop:
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写真:
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京都市左京区の京都府立植物園で、高さ約23メートルの落葉樹「フウ」が紅葉のピークを迎えている。フウでは国内最大級で、堂々とそびえる巨木は古都の「隠れた紅葉名所」として、年々見物客が増えてい
るという。見ごろは12月上旬までとみられる。
植物園によると、マンサク科のフウは台湾などに自生し、漢字表記は「楓」。18世紀ごろ日本に渡来した。カエデと似ているが実の形や葉の生え方が異なる別種という。
観光地を離れて園内にそびえるフウは樹齢90-100年で、開園時(1924年)に植樹された。
紅葉シーズンに入り、口コミで訪れた家族連れや、熱心なファンが静かに見学。約10年間、フウの写真を撮り続ける近所の女性(85)は「観光ガイドにはあまり登場しない場所で、毎年楽しみにしている。太陽の光に映
えて実に見事ですね」と話していた。
(共同)
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