ID 2154
登録日
2006年 11月26日
タイトル
高さ24メートル、身近の“気になる風景”
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新聞名
BNN
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元URL.
http://www.bnn-s.com/news/06/11/061126181901.html
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元urltop:
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写真:
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「この木なんの木、気になる木、名前も知らない木ですから…」
こんな家電メーカーのコマーシャルがありましたね。時折、この木があるお宅の横を通るたび、見上げては「この木はなんという木だろう」と思っていました。
このほど機会があって、この木がある渡島管内七飯町大中山の佐々木果樹園を訪ね、ご主人の佐々木義道さん(63)に尋ねてみました。
この木の名前は「メタセコイア」と言うそうです。みなさん、どこかで聞いたことありませんか。そうです、古代の植物の名前で化石として地球上の主に北半球に分布、化石が多く出土し、我が国でも各地で出土しているそ
うです。
メタセコイアは、1941年に中国四川省で生きている樹木が発見されるまでは、絶滅種として化石でしか知られていませんでした。その後、日本にも移入され、現在は全国で植えられている樹木で、和名は「曙の杉(ア
ケボノスギ)」といいます。
佐々木さんの自宅敷地内のメタセコイアは、佐々木さんが16~17歳、七飯町内の知人からお父さんが貰い植えたもので、樹齢は46~47年になるそうです。昨年、樹高を計ったところ24メートルあったとのことです。
メタセコイアは昭和天皇が非常に好まれていた樹木であったと言われています。みなさんの周りにもメタセコイアの木はあるでしょう。今では珍しくないかもしれませんが、身近にあってとっても気になっていたものです
から取り上げてみました。
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