ID 2147
登録日
2006年 11月26日
タイトル
日本一の大イチョウ見ごろ/深浦
.
新聞名
陸奥新報
.
元URL.
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06112603.html
.
元urltop:
.
写真:
.
深浦町北金ケ沢の日本一の大イチョウ(高さ31メートル、幹回り22メートル)の葉が黄金色に染まって見ごろを迎えた。朝から晴天に恵まれた25日は、まさに“日本一の黄葉”を観賞しようと、多くの行楽客で
にぎわった。
国の天然記念物に指定されているイチョウの古木は、推定樹齢が約千年と伝えられる。古くから神木としてあがめられ、女性の乳房にも似た気根(地上に出ている根)が数多く垂れ下がっていることから、「垂乳根(たら
ちね)のイチョウ」とも呼ばれている。
1950年代までは、母乳が不足がちだった母親の信仰を集め、乳の出が良くなるようにと、県内外から多くの女性たちが古木を訪れ、願掛けしたという。
日1日と黄金色を増すイチョウの古木に日が当たると、樹全体が金色に輝く。行楽客は写真を撮ったり、木陰に入って落ち葉を拾いながら黄葉に覆われた巨木と親しんでいた。黄葉は今月いっぱい楽しめそう。
..