ID 2140
登録日
2006年 11月26日
タイトル
木に名札 散策もっと楽しく 樗谿神社 太閤ケ平
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/061125/20061125008.html
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元urltop:
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写真:
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近畿中国森林管理局鳥取森林管理署(冨田幸一署長)は二十二日、市民の散策コースとなっている、鳥取市上町の樗谿神社から、太閤ケ平に通じる遊歩道脇の樹木に樹名を示す木板を取り付けた。「名前が
分かればもっと楽しくなるのだが」との声に応じたもので、設置作業は林野OB会に協力を呼び掛けて行った。
散策コースは久松山東側に位置する旧城山国有林に設けられた保安林管理道と中国自然歩道からなり、四季を通じて多くの市民らが訪れている。
樹名板は同管理署に要望が寄せられたのをきっかけに現地調査を行い、図鑑や専門家に鑑定してもらうなどして特定。比較的珍しいとされる「ゴンゼツ」や「タカノツメ」をはじめ、「ムラサキシキブ」「スダジイ」「エゴノ
キ」など、広葉樹を中心に約五十種類の樹木が確認された。
設置作業は同管理署職員と元の営林署OBで組織する林野OB会(溝口博代表)の会員八人が参加。頂上付近の八十本に、表面を焼いた杉板に白いペンキで名前を書いた板を取り付けていった。
作業中も次々に散歩する人たちが訪れ、同市上町、岸本達雄さん(82)は「ほとんど毎日散歩しているが、名札がついたのでたくさんある木の名前が一目で分かるようになった。より親しみが持てるコースになった」と喜
んでいた。
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