ID 155
登録日
2006年 1月24日
タイトル
酒造りの伝統の技、「ハネ木搾り」始まる…福岡・前原市
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06012409.htm
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元urltop:
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写真:
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福岡県前原市の白糸酒造で23日、江戸時代の1855年(安政2年)に創業して以来、約150年間続く「ハネ木搾り」による酒造りが始まった=写真=。この技法を今も使う酒造会社は全国でも数少ないという。
木箱にもろみ入りの酒袋を敷き詰めて上から押さえ、2日間かけて酒と酒かすに分離する方法。長さ約8メートルのカシの木にロープで計1.2トンの石をつるし、この重みで酒袋の上に重ねた板に圧力をかける。
機械に比べて、苦みなどが少なく、まろやかな味になるという。杜氏(とうじ)の中村常雄さん(69)は「寒い日が続き、天候に恵まれた。いい酒ができそうだ」と話していた。
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