ID　2108

登録日　 　2006年 11月17日

タイトル

ジャバラの収穫始まる 北山村

新聞名

紀伊民報

元URL.

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=115215

元urltop:

写真:

　

北山村で17日、村特産のかんきつ類「ジャバラ」の収穫が始まった。生産者は色づき始めた直径約10センチの実をはさみで１個ずつ丁寧に切り取った。傷がなく、果汁をたっぷりと含み、高品質という。作業は1 2月中旬まで続く。
　村によると高品質の一方、収穫量は昨年比20トン減の約80トンに落ち込む見込み。昨年の豊作で樹勢が弱まっていた上、今夏の天候不順が追い打ちになったという。
　15戸の農家が計８ヘクタールで、約６０００本を栽培している。この日、作業に汗を流した生産者の一人、農業谷端功さん（63）は「全収量は減りそうだ。実が減ったため、実太り、色づきとも最高になったのではないか」と 話した。
　ジャバラは５年ほど前、インターネットなどで「花粉症の抑制に効果がみられた」などの情報が流れ、全国的にブームとなった。村は実や果汁だけでなく、ジュースやジャムなどのジャバラ入り商品を次々と開発し、販売 。人気を集めている。
　今年も１日から、各商品の販売予約受け付けを始めたところ、一番人気の果汁１００％・３６０ミリリットル（販売目標２万本）が初日だけで昨年の約２倍、１万５０００本売れた。