ID 1957
登録日
2006年 10月31日
タイトル
西安でログハウス造り 右京の北桑田高生、環境対策も学習
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006103100041&genre=F1&area=K1H
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元urltop:
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写真:
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ログハウス造りを通して日中の友好を図ろうと、北桑田高(京都市右京区京北)の森林リサーチ科の生徒たちが11月6日から5日間、中国・西安市を訪問する。現地の大学生と一緒に休憩所用のログハウスを
北山杉で組み立て、木材の有効な利用を勉強するなどして、環境教育にも役立てる。
訪中するのは同高男女生徒計16人と斉藤進校長ら教員計4人。西安陜西師範大でログハウスを造る。平屋建てで、縦約2・5メートル、横約2メートル、中にベンチを置けば休憩所になる。すでに、北山杉を加工した材
料を同師範大へ送っている。
今回の事業は、財団法人の自治体国際化協会が高校生を対象にしている国際林業技術協力の一環。一方、京都府は2003年度から3年間、西安市郊外で植樹協力を行っており、同高生徒は04年と05年に植樹に参加
した実績がある。
今回、訪中する生徒は、9月からログハウス組み立て実習を始め、10月に入って中国語、中国の森林の現状、文化などを学んでいる。経済成長が急速な中国では、環境破壊が問題となっており、生徒には、日本と比
較したり、共通する対策などを学習する機会になる。
同高の斉藤校長は「今回の訪中によって、本校で学んだ環境問題への理解を一層深めてほしい。中国の学生も、本校の教育内容のビデオを見て勉強している」と、成果に期待している。
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