ID 1901
登録日
2006年 10月23日
タイトル
巻いたトタン、出没減を期待 県、白山市がクマ除け「新対策」 カキの木100本に
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061023003.htm
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元urltop:
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写真:
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石川県と白山市は二十二日、クマによる人身被害が発生した同市河原山町(旧鳥越村)で、餌となるカキの木にトタンを巻く作業を行った。実を食べようとするクマが登れないようにし、人里から遠ざける初
の試みで、住民総出で町内のカキの木約百本の幹に巻き付けた。
この日は、住民約四十人が参加。カキの木の高さや太さに応じて、長さ一・八―二・七メートル、幅六十センチのトタンを一―三枚巻き付け、針金で固定した。
このほか、住民はクマを呼び寄せないよう生ごみの袋を家の中に入れるなど、万全を期した。金沢市の夕日寺健民自然園周辺でもトタン巻きの作業が行われた。
県内では二十日現在で二百四十四件のクマの出没情報が寄せられ、四十二頭が捕獲されている。県はトタン約五百枚を準備し、希望する町会などに配布する計画で、「集落にクマを近づけないための対策を各地域で
進めてほしい」(自然保護課)としている。
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