ID　1859

登録日　 　2006年 10月17日

タイトル

自家製野菜など直売 久喜

新聞名

埼玉新聞

元URL.

http://www.saitama-np.co.jp/news10/17/13l.html

元urltop:

写真:

　

久喜市の知的障害者更生施設「久喜市いちょうの木」で恒例行事の「いちょうの木まつり」が開かれた。障害を抱える施設利用者による自主生産品の販売のほか、地元婦人会などの出し物もあり多くの人が訪れ た。
どの企画も盛り上がった「いちょうの木まつり」＝久喜市所久喜の久喜市いちょうの木 　いちょうの木まつりは、地域と利用者との相互理解の一助にと十四年前から開催してきた。今年は久喜市社協職員によるバルーンアート、清久婦人会の手品やフラダンス、市内にある子ども空手塾の演舞、バンド演奏 なども会場をわかせた。
　また陶芸品や縫製品など施設オリジナルの自主生産品や、利用者が丹精して栽培してきたサツマイモやピーマンなどの野菜も直売。利用者が店員となって、訪れた保護者らに販売した。
　自分が製作した縫製品を販売した四十代の女性利用者は「とても楽しかった」と話していた。
　いちょうの木には現在、十八歳から五十二歳までの四十人が通所している。ダウン症の長男を通わせている母親（６３）は、バンド演奏に乗って元気に踊るわが子をみて「すごくリズム感がよくて楽しそう」と、うれしそうに 話していた。