ID 1846
登録日
2006年 10月17日
タイトル
綾の森林保全学ぼう ラオスから技術者 照葉樹林復元現場など視察
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061017/20061017_001.shtml
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元urltop:
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写真:
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綾町の照葉樹林保全活動について研修をうけるラオス人技術者ら
日本最大級の約2000ヘクタールの照葉樹林を誇る綾町で、森林保全や有機農業について学ぼうと、ラオスの地方自治体の農業技術者らが16日、同町入野で農薬や化学肥料を使わない自然農法に取り組んでいる「
賢治の学校 綾自然農生活実践場」を訪れた。
国際協力機構(JICA)の森林管理・住民支援プロジェクトの一環。JICAによると、ラオスでは農林業が全人口の約8割を占めるが、焼き畑耕作などの影響で森林面積は年々減少傾向にあるという。
この日は、特定非営利活動法人(NPO法人)「てるは森の会」の小川渉さん(58)が、綾町が1960年代から取り組んできた照葉樹林保全活動や有機農業について講義を行い、郷田実・前綾町長(故人)が照葉樹林の国
定公園化に尽力した話や世界遺産への登録を進める運動などを紹介した。
参加した4人のラオス人技術者は「照葉樹林には何種類の木があるのか」「農家への助成金に利子はつくのか」など熱心に質問していた。
技術者らは20日まで滞在。18日は、照葉樹林の復元を目指して昨年から官民一体の事業として始まった「綾照葉樹林プロジェクト」の現場視察などをする。
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