ID 1844
登録日
2006年 10月16日
タイトル
高さ15メートルから見る森 神戸市立森林植物園で観察会
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000140784.shtml
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元urltop:
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写真:
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十五メートルの高さから森を見てみよう-
。神戸市北区山田町の市立森林植物園で十五日、初の試みとなる「空中樹木観察会」が開かれた。参加した子どもら五十三人は順に高所作業車に乗り、ビル五階に相当する高さまで上昇。木の枝や葉を触ったり、緑いっ
ぱいの景色を見たりし、約十分間の特別観察会を楽しんだ。
地上から同園スタッフがスピーカーを使い、植物の特徴などを解説。六千五百万年前ごろ繁茂していた植物の仲間という「セコイアメスギ」に作業車が近づくと、「昔は草食の恐竜が葉を食べていた。恐竜の気分で見て
みて」と呼び掛けた。また、葉の長さが世界一のマツ「ダイオウマツ」のそばでは子どもは思わず歓声を上げ、葉に手を伸ばしていた。
家族で参加した同市西区井吹台西町の小学四年志水麻佑子さん(10)と弟の小学二年友哉君(8つ)は、「高いのは怖くなかった。上から見た木は、太陽の光が当たって枝が輝いているみたいだった。鳥はいつもこんな
景色を見てるのかな」と話していた。(中島摩子)
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