ID 1800
登録日
2006年 10月 6日
タイトル
宮崎県最古のフェニックスが枯死の危機、延命治療始まる
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06100654.htm
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元urltop:
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写真:
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南国・宮崎のシンボル、フェニックス。中でも、宮崎県庁本館の正面に植えられている木は、県内最古の推定樹齢約100年を誇るが、最近、この木の葉がめっきり少なくなり、枯れてしまう恐れが出てきた。県
は「県政を見守ってきた特別な木だけに、フェニックス(不死鳥)の名前通り、息を吹き返してほしい」と、延命策に乗り出した。
県によると、この木は1912年(明治45年)、県内に初めて持ち込まれた3本のうちの1本。樹高約12メートル、幹径約2メートル。県庁本館が完成した1932年(昭和7年)、当時の県農事試験場園芸部試験圃(ほ)場(
宮崎市)から現在の場所に移された。残り2本は現存していない。
異変が目につき始めたのは、3年ほど前から。両脇に植えてある2本に比べ、葉の茂りが衰え、勢いがなくなり、最近は肥料や薬剤をまいても樹勢が回復しにくくなった。
事態を重く見た県は、今週から、樹木医ら専門家の指導を受け、根元周辺を掘り起こして根の張り具合などを調べることにした。
県内では、熱帯性の甲虫「ヤシオオオサゾウムシ」による食害で、フェニックスの立ち枯れが相次いでいるが、県庁の木は、2か月に1回程度の薬剤散布が功を奏し、今のところ被害は見られない。
衰弱した理由について、県総務課は「根元近くに
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