ID 1738
登録日
2006年 9月28日
タイトル
幹や枝葉を入念にチェック クスノキ健康診断
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20060927000332
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元urltop:
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写真:
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香川県高松市のシンボルとして親しまれる中央通りのクスノキ並木の健康診断が二十七日、始まった。道路を管理する四国地方整備局香川河川国道事務所が実施。職員と樹木医が、倒木や枝折れの原因とな
る幹の腐朽や枝葉の状態を入念にチェックした。
中央通りには百九十七本のクスノキがあり、同事務所は五年ごとに全木を検査。状態の異なる指標木二十七本については、毎年健康診断を実施している。
今年は栗林公園前の歩道工事で移植した三本を除く全指標木の健康診断のほか、指標木以外もすべて簡易な樹勢診断を実施。状態を細かくチェックする。
この日は樹木医ら五人が、琴電高松築港駅前から寿町までの約四十本の幹の腐朽状況や枝葉密度、コケの生え具合を目視調査。詳細な樹形も記録した。診断後は状態に応じて施肥や土の入れ替え、枯れ枝の伐採を行
う。
樹木医の川西玉夫さん(五六)は「二〇〇四年の高潮でまだ根が弱っている木も多く、こまめな健康管理が大事」と話していた。
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