ID　1726

登録日　 　2006年 9月26日

タイトル

小樽公園に桜３００本…新名所に 顕誠会、招魂祭の参加増目指し

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060926&j=0040&k=200609264508

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写真:

　

桜の新たな名所をつくろうと、小樽顕誠会（赤石欽司会長）が小樽公園の顕誠塔広場と沿道に三百本の八重桜を植樹する計画を進めている。二十五日には越冬できるか調べるため、十本を試験的に植えた。
同会は毎年五月に同広場で戦没者や小樽の功労者を祭る招魂祭を開いており、この時期に花を咲かせる桜を植えることで活動を広く知ってもらい、花見ついでの出席者を増やすことも目指す。 　招魂祭の出席者は近年、遺族の高齢化などで減少が続いているが、「小樽に貢献した人を年に一度はお参りしてほしい」というのが同会の願い。植樹は五－十年の長期的な計画で、広場内に五十本、同広場につなが る沿道に二百五十本を植えることを計画している。市民から苗と手入れ代など一口一万－一万二千円程度を集め、木には寄付した人のプレートを付ける構想。 　この日は植樹する木がどのくらい高さがあれば雪の多い小樽の冬を越せるかを調べるため、二メートル、二・五メートル、三メートルと成長の度合いを違えた計十本を植えた。計画は来春から本格的に実行に移すことに しており、雪解け後に顕誠会の役員が中心になって実行委を立ち上げる予定。この日植えた桜は、早ければ来春にも開花するという。（