ID 1639
登録日
2006年 9月13日
タイトル
高まる市民の関心 中津川市の木“高野槇”
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060914/lcl_____gif_____003.shtml
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元urltop:
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写真:
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悠仁(ひさひと)親王の「お印」に「高野槇(こうやまき)」が決まったことで、市の木に指定している中津川市民の関心が高まっている。市民からは「出産祝いにコウヤマキを贈りたい」との声も。大規模に栽培す
る同市落合、牛丸政子さん(72)は「新芽のかわいい、すてきな木」と勧める。 (山本哲正)
コウヤマキは整った樹形が喜ばれ、ヒノキ、サワラなどと並び江戸時代には伐採が制限された「木曽五木」の1つ。恵那山周辺に自生するほか、市民の庭木としても親しまれている。
牛丸さんは自宅近くの斜面約2000平方メートルで1000を超す株数を栽培。春やお盆に合わせ、50センチほどに切った枝を主に関西方面に出荷している。
10センチほどの細長い葉を1カ所から20本前後放射線状に広げる葉は、切ってから1カ月は青々としている。枯れても、美しい赤色に染まる。
8年前に67歳で亡くなった夫の義一さんが30年ほど前に手がけ始めた。「夫はコウヤマキが好きで、熱心に剪定(せんてい)などの世話をしていました。芽を切って出てくる新芽は薄い色の葉が若々しくてね。私も好き
で、周りの草刈りをしています」
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