ID 16
登録日
2006年 1月11日
タイトル
盆梅展、巨木や古木に春の香り 見ごろは来月上旬から
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20060111/lcl_____sga_____003.shtml
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元urltop:
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写真:
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湖北地方の新春の風物詩として知られる「盆梅展」が十日、長浜、浅井両市町で開幕した。両会場を訪れる観光客らは、ひんやりとした空気が漂う会場で、春の香りを楽しんだり枝ぶりをじっくりと眺めている。
浅井町の浅井盆梅展は、同町内保の浅井ふれあいの里・プラザふくらの森で始まった。高さ二メートルを超える巨木や樹齢四百年の古木など約七十鉢が並んでいる。
浅井盆梅展は、同町高山の高山重左さん、ことめさん夫妻から約五十鉢の寄贈を受け、町と町観光協会が一九八九年から開催。長浜盆梅展は、ことめさんの兄で故高山七蔵さんが長浜市に贈った盆梅を展示しており、
浅井町は「盆梅のふるさと」として知られている。
屋外から室内にかけて盆梅を展示する回廊式の会場で、地元ゆかりの浅井長政や亮政、お市らの名前を付けた町所有の計百五十八鉢の中から、開花や見ごろに合わせて入れ替え展示していく。
高さ二メートルを超える「長政」は、例年より多くのつぼみを膨らませ始めているという。関係者によると「年末からの寒さでつぼみが多いが、例年通り二月上旬から中旬にかけて見ごろを迎えそう」と話している。
展示は三月十二日まで。料金は大人三百円、高校生二百円、中学生以下無料。問い合わせはプラザふくらの森=電0749(74)8282=へ。
米原市池下のグリーンパーク山東で開かれる「鴨の里盆梅展・蘭(ラン)展」は十四日に開幕する。 (小池 豊徳)
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