ID 15
登録日
2006年 1月10日
タイトル
黄山の名木「見送りの松」枯死 新たな名木選定
.
新聞名
人民網日本語版
.
元URL.
http://www.people.ne.jp/2006/01/10/jp20060110_56626.html
.
元urltop:
.
写真:
.
新華網の報道によると、安徽省の景勝地「黄山」の十大松の1つ、「見送りの松(送客松)」が自然の原因などから枯死した。
この見送りの松は、高さ4.8メートル、樹齢約450年で、見どころの一つ「玉屏壁」に立つ旅館「玉屏楼」の右側の道端に生えている。枝葉が客を見送る姿勢のように伸びており、見送りの松は、世界的に知られた黄山の「出
迎えの松(迎客松)」と向き合っている。
2005年8月に、担当部署が黄山で、古木や名木の「定期健診」を行った際、見送りの松の葉に黄化の兆しがみられた。園林部門は、すぐに専門家を集めて応急措置の計画を練り、名木を甦らせるために一連の対策を講じ
た。しかし自然の摂理には逆らえず、この極めて貴重な名木を救い、再び生かすことはできなかった。
05年8月中旬から、黄山風景区は人を派遣し、全ての古木と名木について「将来の後継木」を探した。見送りの松などの名木の「後継木」はすでに見つかり、出迎えの松にも、姿がそっくりな「後継木」が見つかった。これら
の「後継木」は、すでにリストアップされている。
専門家によると、「後継木」の外観は、元の古木に姿が似ており、元の古木より樹齢が若く、生えている場所も、観光客向けの新たなスポットの設定に適しているという。(編集CS)
写真(左): 2005年9月に黄変が認められた黄山の「見送りの松」
..