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ID 1516
登録日   2006年 8月20日
タイトル
『地球に優しい』新技術 伐採した枝葉→植物活性液や肥料に
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060822/lcl_____gnm_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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キノコ菌を使って伐採した樹木を有効利用-。高崎市の造園会社「ナリヒラ」(長野正弘社長)は、伐採した枝葉などにキノコ菌を培養させて分解し、植物活性液や肥料をつくり出す新技術を開発し、特許出願 した。これまでは焼却などしていた廃棄木材を有効利用できるほか、植物活性液は休耕しない畑に起きる連作障害の予防に効果的。「一石二鳥」で、「地球環境に優しい農法」という。
 同社によると、新技術のキノコ菌培養では、従来の細菌培養と異なり、アンモニアガスが発生しないため、栄養分を残したまま廃棄木材を土壌に分解できる。培養土から約四カ月かけて抽出した液体や約九カ月後にで きた土は、高崎健康福祉大の分析の結果、植物活性に効果がある液肥や積み肥であることも確認された。
 同社は今年、嬬恋村鎌原の実験場(畑)でキャベツを栽培。実験場は、連作で土中に病原菌がまん延し作物が腐る問題が発生していたが、開発した植物活性液や肥料を使って栽培されたキャベツは順調に生育。七月 に収穫された。同じ畑で通常の農法で栽培したキャベツは、ほぼすべてが腐ったという。
 県産業技術センターの食品分析によると、植物活性液などを使って収穫されたキャベツは、同村の通常のキャベツに比べ、糖度やビタミンCが多く含まれ、硝酸は少なく、食感に優れていた。昨年の太田市尾島町での ヤマトイモの実験栽培でも、通常の約二倍の重さのイモが収穫されたという。
 同社は五年前から三十種類以上のキノコ菌を用いて研究を続けていた。今後、地域の生産農家で試してもらい、商品化を目指す。長野社長は「減農薬栽培で味や食感に優れ、安全性を重視した野菜づくりに貢献したい 」と話している。 
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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